TIMELINE
OF EVENTS
12月24日:
BBCのカメラマンであるマイケル・ボンドは妻のブレンダのために、ロンドンにあるセルフリッジズ百貨店の陳列棚にぽつんと一体だけ残っていた小さなクマのぬいぐるみを購入しました。家の近くにある駅にちなんでパディントンと名付けたこのクマに触発され、わずか1週間あまりで8つのエピソードの物語を執筆しました。
1月:
『くまのパディントン』がイギリスの出版業界誌『Books and Bookmen』で1958年の最優秀児童小説に選出されました。
9月:
マイケル・ボンドによる2作目の小説『パディントンのクリスマス』が出版されました。
マイケル・ボンドはBBCでのカメラマンの仕事を辞め、執筆活動に専念しました。
パディントンはBBCラジオ番組『Children's Hour』で物語のコーナーを持ち、ラジオやテレビでの活動を開始しました。
マイケル・ボンドが『ブルー・ピーター』に出演しました。
シャーリー・クラークソンが、子供のジョアンナとジェレミー(ジェレミーは後に自力で有名なジャーナリスト、テレビタレントになりました)へのクリスマスプレゼントとして、ぬいぐるみのパディントンベアを2体作成しました。
シャーリー・クラークソンの会社、ガブリエル・デザインズ社がパディントンの商品化権の許諾を初めて受け、ダッフルコート、フェルトハット、ウェリントンブーツに身を包んだパディントンの定番となったぬいぐるみを製造しました。
児童向けの初のパディントン絵本『くまのパディントン』が、フレッド・バンベリーによるイラストで出版されました。
パディントン初のミュージカル『The Adventures of a Bear Called Paddington(原題)』がノッティンガム劇場で開幕しました(翌年には、ロンドンのヨーク公劇場で上演)。
この年、アイバー・ウッド監督のもと、フィルム・フェア社によって制作された5分番組の人形アニメシリーズが30話、BBC1で放送されました。このシリーズは全世界で販売されています。
ヘスター・ホープ社のパディントン文具シリーズは、ワードル・ファブリックス社の子供用寝具シリーズと同様に、英国初の子供向けに展開されたコレクションです。
ロンドンにショップ「Paddington and Friends」の1号店がオープンしました。
ロンドン・イブニング・ニュースにパディントンの4コマ漫画が掲載されました。
パディントン駅に、ガラスケースに入ったパディントンがお披露目されました。
フィルム・フェア社の制作による第2シリーズとなる26話分がニューヨーク国際フィルム&TVフェスティバルで上映され、銀賞を受賞しました。イギリスのアニメシリーズとしては初めて主要な賞を受賞しました。
バースにショップ「Paddington and Friends」の2号店がオープン。
パディントンはフィルム・フェア社が制作した30分の特番3本に出演。そのうちの1本は、ジーン・ケリーに敬意を表し、本人の了承を得て『雨に唄えば』の定番のダンスを取り上げた『パディントン映画に行く』。この作品はエミー賞にノミネートされました。
パディントンの25周年を記念して、パディントンの元となったクマが購入されたロンドンのセルフリッジズ百貨店に専用のクリスマスグロットを設置。
ビル・ケンライトがプロデュースしたシャーリー・ロデンによる新作舞台『Paddington's Magical Musical(原題)』が、レディングにあるヘキサゴン劇場で上演され、その後ツアーに出ました。
米国コロラド州に住むパディントンファン、フランク・マイヤー氏のために巨大な熱気球を製作。
日本の航空会社JASがパディントンを起用したスキーツアーのプロモーションを開始し、12年間続きました。
リチャード・ブランソンが大西洋ブルー・リボンの速度記録に挑戦する際、パディントンがクルーとして参加。
ブラックプール・イルミネーションの目玉のひとつとして、12メートルほどのパディントンの絵が飾られました。
マーガレット・サッチャーが保守党大会に出席する際、パディントンが同行
ハンナ・バーベラ社と、全世界に向けたセルアニメのテレビ番組を制作する契約を締結。
ラッセル・アッシュがマイケル・ボンドと共著したパディントンの公式伝記『The Life and Times of Paddington Bear(原題)』が、マイケル・ジョセフの協力により、パビリオン・ブックスから出版。
英仏海峡トンネルが開通した際、イギリスのトンネル作業員がフランスのトンネル作業員に渡す最初のものとして、パディントン ベアのぬいぐるみが選ばれました。
ロイヤルメール(イギリス郵政公社)のグリーティング切手帳に、パディントン ベアの切手が採用されました。
マイケル・ボンドがパディントン駅にパディントンの売店をオープン。
フランスのボン・マルシェ百貨店が、イギリス月間のプロモーションの一環として、パディントンを英国特有のキャラクターとして紹介しました。
マイケル・ボンドの自叙伝『Bears and Forebears - A Life So Far(原題)』がハーパー・コリンズから出版されました。
マークス&スペンサー社のパジャマでパディントン ベアのデザインが最速のペースで売れる。
『パディントンのクリスマス』<の出版に合わせて、R.W. アリーがパディントンの絵本で新しいイラストレーターとなりました。
6月:
マイケル・ボンドが児童文学への貢献を認められ、英国女王誕生記念叙勲リスト入りし、大英帝国勲章(OBE)を授与されました。
9月:
シナーフィルムズ制作による新しいアニメーションシリーズの最初の13話が、英国のITVとカナダのテレトゥーンで放映されました。
11月:
ロンドンのリージェント・ストリートにあるハムリーズのクリスマスウィンドウのテーマとして、パディントンが採用されました。
イギリスのブロムリーにあるグレーズショッピングセンターでは、パディントンベアのクリスマス用のディスプレイとグロットを展示。
4月:
ロンドンおもちゃ・模型博物館では、パディントン誕生40周年を記念した特別展を開催。半年間の予定だったが、好評のため延長されました。
12月:
パディントンが初のウェブサイトを立ち上げ、パディントンが時代の流れに乗っていることを証明しました。
11月:
アメリカの百貨店マーシャル・フィールズがパディントンをクリスマス商戦の目玉に選び、『Paddington and the Christmas Surprise(原題)』のストーリーを有名なシカゴのステート・ストリート店舗のディスプレイやウィンドウで紹介しました。
2月:
ステージショー『The Adventures of Paddington Bear(原題)』の新バージョンが、英国の劇場で全国ツアーを開始。
パディントンのウェブサイトがリニューアル!
6月:
約30年ぶりに新作『パディントンのどろぼう退治』が出版され、ロンドンのペルー大使公邸で発表会が開催。
10月13日:
Googleのホームページにパディントンの画像が掲載されました。
パディントンの生誕50周年を記念して、ロンドンで特別ツアーを開催。
2月:
ブリティッシュ・エアウェイズの子供向け機内サービスの「スカイフライヤー」パックに、パディントンが登場。
3月:
Googleストリートビューにパディントンが登場し、6カ所で見ることができるようになりました。
8月:
パディントンのウェブサイトがリニューアル。
7月と11月:
パディントンが「Half & Half」のパンの顔になり、発売元のワーバートンズ社がその商品のパッケージに載せる社名をワー“ベアー”トンズに変更。
10月18日:
ロンドンのハウス・オブ・イラストレーションで展示会『Paddington: Illustrated and Animated(原題)』を開催。
10月20日:
すべてが始まったロンドンにあるセルフリッジズ百貨店が、公開予定の映画を記念して、パディントンのショップや展覧会、ウィンドウディスプレイを開始。
11月4日:
映画の公開に先駆けて、著名人のデザインによる50体のパディントン像が配置されたロンドン一帯を巡るパディントン・トレイルが開催。
11月6日:
マイケル・ボンドが執筆したパディントン最新作『Love from Paddington(原題)』が出版されました。
11月14日:
ロンドン博物館でパディントンの歴史を紹介する展覧会を開催。
6月25日:
シカゴのリグレー・フィールドで行われたシカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャース戦で、パディントンが始球式を行いました。
10月27日:
マイケル・ボンドが、バッキンガム宮殿でケンブリッジ公爵殿下より大英帝国勲爵士(CBE)を授与されました。
パディントン映画第2弾がプレミア上映! 大成功を収めたパディントン映画の第2弾として、オリジナルキャストとスタッフが再集結。監督はポール・キング、製作はデビッド・ハイマン、そして、ウィンザー・ガーデンの新しい住人を演じるヒュー・グラントが新たに登場……
『パディントン・オン・アイス』がヨーロッパ・パークで開催!
2018年春にヨーロッパ・パークでアイスショー『マーマレード・ミッション』がスタート。最近では2019年春に新しいショー『グランド・ボヤージュ』がスタートしました。
『パディントン・オン・アイス』は、2019年のクリスマス期間中、ロンドンのハイド・パーク・ウィンター・ワンダーランドの人気アトラクションにもなりました。
パディントンの硬貨が登場!
英国王立造幣局は2018年に、パディントンにとって象徴的な場所であるパディントン駅とバッキンガム宮殿のパディントンコインを作成。2019年は新たに、「セント・ポール大聖堂のパディントン」と「ロンドン塔のパディントン」の2種類のコインを製造しました。